日頃、創作活動の合い間に考えていることを“つぶやいて”いきますので、お気軽に閲覧いただければ幸いです。
【2024年11月】
2024.11.08(金)「恩師を亡くして」
上村淳之先生が亡くなられました。新聞で知って、どうしたら良いかも分からず頭の中では、先生に大学で出会い、それからの長い年月、いろんな事があったなあと思って、1つづつ考えていたら、先生は、いつも教育者だったと思いました。
絵を描くとは、ということ技術も心も、あのはんなりとした京都弁ながら厳しく向う姿勢を常に、正していただいたように思います。人との出会いは、運のように思います。そしてこんなに永く尊敬と感謝が出来る事に、喜びを感じます。
人生で何人そんな人があるか分かりませんが、1人でもそう思えるだけで稀有なことと思います。花鳥画を守る事を私も微力ながら頑張りたいと思います。本当の死とは、忘れられることと教えてくれた方がいます。私の生きている限り心の中でお話させていただきたいと思います。有難うございました。
また1人尊敬していた人とお別れですがこれも宿命、静かに受け入れなければいけないことですね。